世界で一つ 名入れの漢詩ギフト

人の姓名には、無尽蔵の歴史と、名付けた人の願望が宿っている。 それらを繙（ひもと）き、新しい生命を吹き込み、漢詩に仕上げ、書家の才能が精魂込めて揮毫（きごう）した作品である。

漢詩は、過去数千年の歴史を有する中国文学の精華です。
日本においても遣唐使などによって伝えられ、古来より作られていました。平安時代初期には漢詩文は男子必須の教養として重視され、「詩」と言えば漢詩を意味していました。
和歌は平安時代中期まで、漢詩の地位に及びませんでした。
江戸時代には、漢学の隆盛によって、漢詩文の研究・創作も熱心に行われ、明治以降も、夏目漱石などの作家や文化人が漢詩創作をたしなみました。このように、漢詩は日本文学として古くから親しまれてきたのです。